「おばあちゃんがよく着ていた絞りの道中着なんですが、何かにリメイク出来ませんか?」
と、大切にタンスに保管されていたお客様が持って来られた紫色の絞りの道中着。
前はこんな感じで
後ろにも、ところどころに絞りで柄が入っています。
このお客様、弊店にて他のお着物もロングコートや、広えりの道中着などもお仕立て替えされているので、他の物に出来たら・・・と。
そこで!
思い切って、名古屋帯に大変身!
どうでしょう?
とっても素敵ですよね!
胴回りも、少し長めに仕立てました。
お太鼓と、胴、手先に柄が上手く出るように、そして生地の接ぎ部分は、帯を締めると、隠れる部分になってます!
そして!
まだ布が残っていたので、お草履の鼻緒まで作っちゃいました♬
とっても喜んで頂きました!
もちろん、絞りの風合いを活かして。
ふっくら、まあるい、足にもやさしい鼻緒です♪
台は、三段巻き。
つぼ先は、赤に。
着姿も素敵になること間違いナシです!
このお客様、おばあちゃま、お母様のお着物を本当に大切にされていて、今回こうやってリメイクされたことで、また、この道中着もよみがえりました。
大切な思い出と共に受け継がれていくことを思うと、私どもも、少しお手伝いをさせていただけたこと、大変嬉しく思います。
他にも、別の余り布で、素敵な親子バッグを誂えていただきました。
続きは第2弾にて!
コメントをお書きください